(ナビをスキップ)表紙日本語目次>介助犬について(ここから本文)

介助犬について

updated: 1/24/06

IE5以降のブラウザではふりがなが表示されますが、他のブラウザではかっこを使った表示になります。読みにくいかもしれません。
あまりにも読みにくかったら、ふりがなのないページへどうぞ。
ふりがなのないページ(内容は同じ)はこちら

目次(もくじ)
介助犬(かいじょけん)仕事(しごと)
なぜ介助犬(かいじょけん)必要(ひつよう)
(こころ)(ささ)える
介助犬(かいじょけん)育成(いくせい)引退後(いんたいご)
(はたら)(いぬ)はかわいそう?
介助犬(かいじょけん)出会(であ)ったら

介助犬(かいじょけん)仕事(しごと)

 盲導犬(もうどうけん)()不自由(ふじゆう)(ひと)(たす)けるように、介助犬(かいじょけん)は、手足(てあし)不自由(ふじゆう)(ひと)日常生活(にちじょうせいかつ)(たす)けるために特別(とくべつ)訓練(くんれん)された(いぬ)です。
 欧米(おうべい)では数千頭(すうせんとう)活躍(かつやく)しています。日本(にほん)には2005(ねん)12(がつ)現在(げんざい)28(とう)
 それぞれの(ひと)障害者(しょうがいしゃ))が必要(ひつよう)としていることに()わせて、(たと)えばこんなことをします。

(わたし)介助犬(かいじょけん)ニコラスの仕事(しごと)様子(ようす)(写真(しゃしん))はこちら■

▲ページのいちばん上へ ▼ページのいちばん下へ


■なぜ介助犬(かいじょけん)必要(ひつよう)

 手足(てあし)不自由(ふじゆう)(ひと)が、ひとりではできないことや(むずか)しいことは、たくさんあります。(おお)くの(ひと)は、家族(かぞく)やヘルパーなどに手伝(てつだ)ってもらいますが、1日中(にちじゅう)ずっと(だれ)かがそばにいるわけではありません。
 いつ(ころ)んだり、(もの)()としたりするのか()からないのに、ずっと(だれ)かにそばにいてもらうのは大変(たいへん)です。手足(てあし)不自由(ふじゆう)(ひと)も、手伝(てつだ)(ひと)も、()をつかって(つか)れてしまいます。
 また、(ひと)手伝(てつだ)ってもらってばかりだと、自分(じぶん)(かんが)え、自分(じぶん)()めて、自分(じぶん)行動(こうどう)する、自分(じぶん)責任(せきにん)をもつ、という「自立(じりつ)」も(むずか)しくなってしまうことがあります。
 介助犬(かいじょけん)はいつでもそばにいてくれます。夜中(よなか)でも、ひとりでいる(とき)でも、必要(ひつよう)手助(てだす)けをしてくれます。手足(てあし)不自由(ふじゆう)(ひと)は、いつでも気兼(きが)ねなく必要(ひつよう)なことを(たの)めるようになり、自立(じりつ)(たも)てます。
 ちょっとしたことを(ひと)(たの)むのは、心苦(こころぐる)しいものですが、介助犬(かいじょけん)は、仕事(しごと)をしてほめられるのが(たの)しいので、何度(なんど)でも(よろこ)んで手伝(てつだ)ってくれます。それが、手足(てあし)不自由(ふじゆう)(ひと)気持(きも)ちを(らく)にしてくれます。
 また、機械(きかい)道具(どうぐ)(ちが)って、(いぬ)状況(じょうきょう)判断(はんだん)して自分(じぶん)行動(こうどう)することができます。そのため「使用者(しようしゃ)(ころ)んだら、家族(かぞく)()びに()く」など、緊急時(きんきゅうじ)役割(やくわり)もあります。

▲ページのいちばん上へ ▼ページのいちばん下へ


(こころ)(ささ)える

 手足(てあし)不自由(ふじゆう)だと、できないこともたくさんあるので、「自分(じぶん)には価値(かち)がない」と(おも)ってしまうこともあります。でも、介助犬(かいじょけん)一緒(いっしょ)だと、(ひと)(たの)まなくてもできることが()え、(いぬ)(たよ)られたり、世話(せわ)をしたりすることで、「できることがある」「必要(ひつよう)とされている」と(かん)じて、自信(じしん)()ち、前向(まえむ)きな気持(きも)ちになれます。
 使用者(しようしゃ)介助犬(かいじょけん)は、おたがいにとても(つよ)信頼関係(しんらいかんけい)(むす)ばれています。使用者(しようしゃ)は、「(なに)かあっても、きっとこの(いぬ)自分(じぶん)(たす)けてくれる」と介助犬(かいじょけん)信頼(しんらい)しているので、安心(あんしん)して()らすことができます。「この(いぬ)一緒(いっしょ)にがんばれる」という気持(きも)ちも()まれます。
 介助犬(かいじょけん)は、こうして使用者(しようしゃ)の「(こころ)」を(ささ)える役目(やくめ)もします。これは、機械(きかい)道具(どうぐ)ではできないことです。

▲ページのいちばん上へ ▼ページのいちばん下へ


介助犬(かいじょけん)育成(いくせい)引退後(いんたいご)

 (おだ)やかで(ひと)()きな(いぬ)(えら)び、愛情(あいじょう)(そそ)いで(そだ)て、生後(せいご)1(ねん)前後(ぜんご)から訓練(くんれん)します。現在(げんざい)では、訓練方法(くんれんほうほう)も、体罰(たいばつ)のない(やさ)しい方法(ほうほう)主流(しゅりゅう)です。
 平均(へいきん)6ヶ月(かげつ)から1(ねん)程度(ていど)訓練(くんれん)で、(いぬ)はマナーを()につけ、必要(ひつよう)な20〜80程度(ていど)言葉(ことば)理解(りかい)できるようになります。
 その()介助犬(かいじょけん)必要(ひつよう)とする障害者(しょうがいしゃ)一緒(いっしょ)に、40日以上(にちいじょう)(なが)くて数ヶ月(すうかげつ)共同訓練(きょうどうくんれん)修了(しゅうりょう)し、認定(にんてい)されて、(はじ)めて「介助犬(かいじょけん)」になります。
 引退後(いんたいご)は、一般家庭(いっぱんかてい)にペットとして()()られてのんびりと()ごします。使用者(しようしゃ)のもとにペットとしてとどまる(いぬ)もいます。最後(さいご)まで、家族(かぞく)一員(いちいん)として(ひと)(あい)されて()ごします。

▲ページのいちばん上へ ▼ページのいちばん下へ


(はたら)(いぬ)はかわいそう?

 介助犬(かいじょけん)は(盲導犬(もうどうけん)聴導犬(ちょうどうけん)も)、それぞれの仕事(しごと)()いた性格(せいかく)体格(たいかく)(いぬ)(えら)ばれて、適切(てきせつ)訓練(くんれん)されるので、仕事(しごと)負担(ふたん)になったり、寿命(じゅみょう)(みじか)くなることはありません。
盲導犬(もうどうけん)寿命(じゅみょう)(みじか)いという(はなし)は、引退(いんたい)年齢(ねんれい)死亡(しぼう)年齢(ねんれい)()(ちが)えた誤解(ごかい)です)
 (いぬ)は、仲間(なかま)主人(しゅじん)家族(かぞく))と一緒(いっしょ)行動(こうどう)し、その(なか)必要(ひつよう)とされることを(よろこ)動物(どうぶつ)です。大好(だいす)きな(ひと)(こころ)から信頼(しんらい)され、仕事(しごと)をすれば「グッド! (たす)かったよ、ありがとう!」とほめられるのは、(いぬ)にとって(しあわ)せな生活(せいかつ)なのです。

▲ページのいちばん上へ ▼ページのいちばん下へ


介助犬(かいじょけん)出会(であ)ったら

  1. 介助犬使用者(かいじょけんしようしゃ)には、いろいろな障害(しょうがい)()った人がいます。できることできないこともそれぞれ(ちが)います。先入観(せんにゅうかん)()たず、障害(しょうがい)があってもなくても対等(たいとう)、という気持(きも)ちで、自然(しぜん)(せっ)してください。
  2. (こえ)をかけたり口笛(くちぶえ)()いたりして、(いぬ)()()らせないでください。
  3. むやみに()でたり、()(もの)(あた)えたりしないでください。
  4. 故意(こい)(いぬ)(いや)がることをしたり、おどかしたりしないでください。
  5. ()えたり、かんだり、勝手(かって)排泄(はいせつ)したりしないように訓練(くんれん)されているので、(いぬ)(きら)いな(ひと)も、(しず)かに見守(みまも)ってください。
  6. 介助犬(かいじょけん)()れている(ひと)使用者(しようしゃ))が(こま)っているようなら、(いぬ)ではなく使用者(しようしゃ)に、「(なに)かお手伝(てつだ)いしましょうか」と(こえ)をかけてみましょう。
  7. アレルギーなどで(いぬ)(ちか)づけて()しくない場合(ばあい)は、(こえ)をかけるかお(みせ)(ひと)などを(とお)して使用者(しようしゃ)事情(じじょう)(つた)えてください。

▲ページのいちばん上へ ▼ページのいちばん下へ



ホーム
「ふたりあるき」へもどる
閉じる
このページをとじる

*このページの文章は、2003年7月に、"Doggy & Cats"(朝日新聞販売店で配布している小冊子)に掲載して頂いたものに、加筆訂正したものが含まれています。(2004年5月)
(C)Yuki+Nicholas/"Walking Together" http://blackdog.whitesnow.jp/servicedog_nicky/